暴れん坊、逝く

ハマコーこと浜田幸一氏が、2012/8/5に亡くなりました。
日本中が五輪に沸いているせいか、私が見落としたのかわかりませんが、あまりニュースにもならなかったように感じたので、せめてここで書かせてもらいます。

書くと言っても、さほど政治に明るいわけではないのでお恥ずかしいのですが、ハマコー氏で最も印象的なのが、やはり四十日抗争(自由民主党内の派閥抗争)で党内の反主流派が築いたバリケードを強行突破した際の言葉です。
いいか、断っとくけどな、
かわいい子供達の時代のために自民党があるって事を忘れるな。
お前らのためにだけ自民党があるんじゃないぞ。

今の政治家で、この言葉を言える方がどれほどいるのでしょう。
もし言ったとして、説得力を感じさせられる方がどれほどいるでしょう。


かの時代を生きた政治家と言えば、私はハマコー氏や田中角栄氏が真っ先に思い浮かびます。
彼らはお金の問題で色々あったものの、本気で日本を良くしようという、愚直なまでのまっすぐさも備えていたように思います。
それ故、どことなく憎みきれない、「愛すべき性質」なるものが見え隠れしていたように思います。


ハマコー氏は他にも色々な名言、そして迷言を遺されています。
以下にまとめられておりましたので、リンクを紹介させていただきます↓
http://matome.naver.jp/odai/2128142037864809001


最後になりますが、浜田幸一氏のご冥福を心よりお祈りいたします。
また一人、日本を想う士がいなくなったのは、残念でなりません。